陰嚢湿疹が憎いから徹底的に殲滅した|もう1年痒くない

 

陰嚢湿疹(いんのうしっしん)と俺の戦いの全てをここに記録しようと思う。2018/08/14/101832

 

 

陰嚢湿疹と戦う同志達へ

 

約10年近くずっと悩まされた憎き陰嚢湿疹(いんのうしっしん)。

 

ずっと憎かったが今となっては陰嚢湿疹が俺を成長させてくれたとも思える。

  

ただ陰嚢湿疹は本当に辛い毎日かゆい。後ろ向きにおっくうに精神にも浸食してくる。

 

みんなも陰嚢湿疹にはくれぐれも気を付けてほしい。俺は病院に行ってもステロイドを塗っても、市販薬を塗っても治らなかった。

 

毎日ポケットの中に手を突っ込んで掻いた。熱いシャワーをあてた。

 

そんな負のスパイラルの悪習慣で過ごした。

 

 

けれど1つの答えにたどり着き、これが効いた

 

 

2019年月追記>---------------------------------------------
このサイトに助けられた。簡単に具体的な改善法が書かれていて◎

陰嚢湿疹の原因はこれだ!塗り薬では改善しない!

陰嚢湿疹の発症のメカニズム

陰嚢湿疹の具体的な治し方

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陰嚢のかゆみが無くなって1年がたとうとしている。

 

安心したら再発を繰り返す厄介者もまたこの陰嚢湿疹、今でも毎日陰嚢湿疹に怯えている。

 

けれど感じる。勝った。殲滅したんだ。

 

 

 

これを陰嚢湿疹と戦う同志達におくる。

 

 

この俺と陰嚢湿疹の軌跡。信じるか信じないかはゆだねる。ただ日々戦う同志達の少しの参考になるのならここに残しておこう。

 

 

  

陰嚢湿疹との出会い

始めて出会ったのは15歳の時。

突然陰嚢のかゆみに襲われる。その時はまだ年齢も若い。

 

ただかゆいものを掻く。それだけだ。

 

けれど友達とゲーム中、サッカーをしている時、それは時間も場所も選ばずに15歳の俺を襲ってくる。

 

その頃からだ人目に触れないようにポケットの中に手を突っ込み掻くようになった。

 

痒くて、かゆくて、カユてしょうがない。

 

この頃の俺はまだこれを陰嚢湿疹(いんのうしっしん)という病名を知らない。

 

金玉(キンタマ)がとにかく痒い。そして俺の場合は金玉の右側が痒い。

 

この日から約10年近くこの陰嚢湿疹と付き合うことになることはこの頃の俺はまだ知らない。

 

 

 

 

 

陰嚢湿疹の憎き症状

陰嚢湿疹の俺の症状について、痒い以外に少し上げよう。

 

まずは金玉の患部がぐじゅぐじゅしてくる。体液が出るように湿る。それはパンツにも色をのせてつくようになります。

 

そしてそれは若干の臭いを放つ。

 

掻く、ぐじゅぐじゅする。

 

そしてそれが乾燥するとパリパリと瘡蓋(カサブタ)のように剥がれ落ちる。

 

このループを永遠に繰り返す。掻く、ぐじゅぐじゅ、バリバリ、パリパリ。

 

陰嚢湿疹を一定期間患うと、この最後の行程パリパリが楽しくなる。快感になる。

 

この辛さを乗り越えるために、脳内が変化してくる。

 

本来は辛いはずのパリパリを楽しむようになってしまう。いや、楽しまなきゃ何かが音をたてて崩壊してしまうかもしれない。

 

これは奇跡的な身体の防衛反応なのかもしれない。

 

 

陰嚢湿疹の症状は主にこれがメインだ。

 

俺はこの頃、他にも顔にできる脂漏性湿疹。頭皮にできる脂漏性湿疹(フケ大量)なども時々発症していた。

 

脂漏性湿疹は社会人になりはじめの20代前半だ。

 

陰嚢湿疹は休むことなく、俺をむしばんでいった。

 

 

 

 

陰嚢湿疹の憎き影響

この症状が出始め、継続されると悪影響がいくつも訪れることになる。

 

まず大きなものは精神が病む。

 

学校、仕事、遊び。何をしていても付きまとう、この猛烈な痒さ。

 

家族、友達の目に触れぬように隠れてコソコソと掻くその行為が、自分は何か悪いことをしているような感覚に襲われる。

 

気づけばおっくうな性格になり、異性との付き合いにも後ろ向きになってくる。

 

家について熱いシャワーを患部にあてるのが日課で、これがなんとも言えない快感だ。

 

向こう2時間分のかゆみがここで解消される。

 

この熱いシャワーの為に一日を過ごす。

 

俺にとってこの熱いシャワーが一日の終わりだった。

 

ぐじゅぐじゅ時期にはパンツが汚れる。白いブリーフ時代は色がついてしまうだろう。

 

柄物のトランクスであればカモフラージュできる。

 

このこと自体も残念だった。

 

これが陰嚢湿疹に地味に強く影響してくるものだ。

 

同志達も苦しんでいるだろう。お察ししたい。

 

 

陰嚢湿疹を見せにはじめて病院へ

おそらく23歳頃だろう。

これまで恥ずかしくて病院にはいけなかった。

 

陰嚢湿疹と付き合うすべを知り始めていたある日、病院に行こうと決心する。

 

治るのならば治したい。熱いシャワーの快感を得られないのは少し残念だが、熱いシャワーが禁物だ。

 

あとあと調べると熱いシャワーは痒み神経を成長させてしまいより痒みの感度が強くなる。俺はおそらく知らずにこれを数年間、毎日繰り返していた。

 

病院ではじめた他人に、自分の陰嚢をみせた。

 

ズボンをおろし、パンツをした側からめくり陰嚢の全てはみせなかった。

 

陰嚢の右側だけをみせた。数秒が数十分に感じられた時の部屋。

 

医師は即答で言った「陰嚢湿疹」

 

恥ずかしながらこの時はじめてこの病名の名前を知ったのかもしれない。

 

陰嚢湿疹は病院へ行っても治らん

 

処方された薬はステロイドの塗り薬だった。

 

驚いたことに塗ったら数日でかゆみは引いた。あのジュクジュク、バリバリもなくなっていった。

 

治った!

 

そう思っていた矢先、薬をやめるとまたこれまでどおり陰嚢湿疹が現れた。再発だ。

しかもすぐに表れる。

 

そうステロイドを止めるとすぐに表れた。

 

治っても塗り続けた。そしてもう大丈夫だろうとステロイドをやめると。再発した。

 

そう、ステロイドは完全に対症療法。

 

表面上は治せても、何か陰嚢湿疹の根幹はまだぜんぜんこれまでと変わらずにそこにいるような感覚をもった。

 

これでは治らない。

 

そう直観した。

 

 

 

 

 

 

 

陰嚢湿疹にいろいろ薬を試したけど治らん

 この頃からだろう。薬を調べるようになったのは。

 

根本的には治らなかったがステロイドのように一部に効く薬があることをしった。

 

根本の原因を治す薬もあるのではないか?そんな期待を膨らませて調べた。

 

結論そんな薬はなかった。塗り薬の多くはステロイド系やかゆみを抑えるもの。

 

一時、ニゾラールという真菌(水虫など)につかう薬を逆指名で医師に処方してもらったこともある。

 

ニゾラールはまったく何も変化がなかった。

 

ただ陰嚢にステロイドを長期に塗ると吸収率がほかの皮膚に比べ40倍と高く、皮膚も薄くなっていく副作用がある。感染症リスクも高まるそうだ。

 

将来子種がつかられなくなったら嫌だ、そんな不安ももった。

 

その後俺は子種の検査もしたが、特段問題がなかった。数年間、陰嚢にステロイドを塗っていたが大丈夫だったが、同志も念のため注意はしておくといいだろう。

 

そんなこともあって再発を確実に繰り返す強烈な薬、ステロイドの使用は控えるようになった。

 

その変わり、

 

ニゾラール、ポリベビー、デリケアなど非ステロイド系、少ないステロイドの薬を様々試したりもした。

 

どれも変わらい、陰嚢湿疹は簡単ではなく想像以上に手ごわかった。

 

 

陰嚢湿疹の独自研究開始

外からの爆撃では、根が深い陰嚢湿疹にはなんら効いていないのだろうと感じた。

 

実際に何を塗っても治らなかった。

 

薬を超えて様々な角度で陰嚢湿疹を調べた。

 

この頃、俺は狂気となっていた。陰嚢湿疹を必ず殲滅する。

 

必ず必ず必ず。殺る。

 

陰嚢湿疹はそもそもなんなのか、他の湿疹よりもなぜこんなに痒いのか、治らないのか、シャンプー、自律神経、合成界面活性剤、油、食品・・・

 

 

狂気と化した俺は、食品を見るたびに含有しているビタミンの種類がVRのように現実に重ねて見えるようになっていた。

 

 

陰嚢湿疹で狂気の先に見えたもの

 塗り薬もステロイドも何も効かない。それから調べた皮膚や湿疹について。

 

アロマを買い、亜麻仁油を買い、界面活性剤は全て自然にしたけれど陰嚢湿疹はいつものように変わらず俺とともにいた。

 

もう何を調べているのか、何をしようとしているのか。目的を見失うほど風呂敷は宇宙のように広がっていた。自分ではもう回収できなかった。

 

その時だった。

 

一閃、脳裏に強く鋭い光線が走った。

 

その点だった大量のガラクタだった知識の粒が、それぞれリンクして意味あるものに変わったかのように飛び込んできた。

 

 

腸内環境

 

 

これがその時に出てきたキーワードだ。

 

粒がリンクし既に俺はこの意味を理解できた。

 

腸内環境と皮膚の関係は非常に密接だ。

 

そして食事と腸内環境も言うまでもなく関係している。

 

更に陰嚢湿疹はアレルギー性の湿疹であること。

 

腸内環境はアレルギーと更に深い関連性がある。

 

加えて、俺は食事が健康的とは言えない生活だった。

 

食べ過ぎ、甘いもの、動物性脂肪、油、加工菓子パン、菓子などこれらの食品は腸内環境を急速に悪化させる食べ物だということも考えるまでもなく既に感じていた。

 

そして、俺にはこの食生活を劇的に変えることは不可能とさとった。

 

仕事をして、焼き肉を食べ、時間がないので牛丼を食べ、加工食品のテーマパークコンビニは俺の日々の支えだ。

 

食生活をかえるなんで簡単に言えない、ストレスで違う病気になるだろう。

 

 

陰嚢湿疹の根っこに爆撃を開始

結論まで長くなってしまったことを詫びたい。

 

食生活を大きく変えずに腸内環境を劇的に改善する方法で俺が選んだのはこれだ。

 

酵素ドリンク

 

陰嚢湿疹や花粉症などのアレルギーは年々増加している。おそらく同志のまわりもほぼ花粉症なのではないだろうか。

 

杉は昔からあったのに。そんなふうに良く言われる。

 

変わったのは我々の食事と腸内環境。

 

我々が病を呼び込んでいるんだ。そう考えるとなぜか心が晴れやかになった。

 

そして昔は酵素を含む食事が多かった。日本食が今見直されているのはこの部分らしい。

 

俺は一番レビューがよかったこの酵素ドリンクを購入した。

 

まるでこれまでの10年間の腸内のヘドロが分解されるかのように。

 

不規則で未完成な食事もいつもこれと一緒に流し込んだ。

 

変化が現れた。

 

毎日塗っていたポリベビーの量が少なくなっていった。

 

かゆいと思うタイミングが短く、少なくなっていった。

 

それは酵素ドリンクを飲んで約1か月後のことだった。

 

ここから正直に言うと詳しいことは分からない。

 

体質が改善されいるのが自分でも驚くほど分かった。

 

陰嚢以外でも皮膚のつやが違う、乾燥肌だった俺だがあまり乾燥しなくなった。

 

あせもが首や腕に良くできていたが、できなくなった。

 

これはおそらく汗の成分が変わってきたんだろうと思った。

 

おそらく腸を制することができたんだ、そう感じた。

 

 

陰嚢湿疹のかゆみがなくなってから1年

かゆみが少なくなったときはまた再発するものだと覚悟はしていたし、再発するものを思っていた。

 

けれど酵素を飲み続けた。1.5ヶ月毎日飲み続けた。5000円くらいこれまでの無駄に比べれば安いものだった。

 

気づけばかゆみは完全に消えた。

 

 

陰嚢湿疹の現在

 陰嚢湿疹は一部では5人に1日20%と言われている。

しかもアトピー性皮膚炎やアレルギーと同様に近年急増しているともいわれている。

 

それはなぜか?

 

人間の進化の過程で金玉が軟弱になってしまったのか?

 

そうとは考えにくい。

 

みんなうすうす気づいている。環境の変化。つまり、ストレスや食事、大気汚染などなど。

 

腸は環境や外的要因から守り、フィルターをかける役目、セキュリティーだ。

 

この腸内環境がやられているとしたら、全ての問題は腹落ちするように思う。

 

同志達へ。

 

何をやってもダメな場合、治らない場合はこういった視点も頭の片隅にいれてみるのはどうだろうか。